皆既日食の撮影について

 アメリカ横断皆既日食まであと2週間となりました。私が参加するツアー(3コースあります)は総勢86名になったとのことです。

 持参する機材は以前に紹介しましたが、撮影は2台のミラーレスカメラ(Nikon Z 9とZ 6 II(HKIR改))で行う予定です。カメラが持つインターバルタイマー+AEブラケティングの機能を利用して自動撮影します。操作は撮影開始時にOKボタンを1回押すだけ。パソコンもリモートコードも不要です。 以下に設定の概要を紹介します。

【Nikon Z 9の場合】
 まずインターバルタイマーのメニューを開きます。


 メニューをスクロールし、オプションを開きます。
240325_02.jpg

 AEブラケティングを選択します。インターバルタイマーとAEブラケティングを併用する場合、AEブラケティングの設定は必ずこのメニューで行う必要があります。独立したAEブラケティングメニューが別にありますが、それを設定してもインターバルタイマーと併用できません。
240325_03.jpg

 コマ数と補正ステップを設定します。Nikon Z 9の場合、補正ステップが1.7以下の場合に9コマまで設定できます。このように設定すると、例えばシャッターを1/80秒に設定した場合は1/8000~1.3秒まで露出時間を1.7段ステップで変化させながら連続撮影されます。なお、補正ステップを2以上にするとコマ数は最大5に制限されますので要注意です。
240325_04.jpg


【Nikon Z6 IIの場合】
 まずインターバルタイマーのメニューを開きます。
240325_05.jpg

 サイレント撮影メニューを開いてONにします。これにより電子シャッターが機能し、シャッターブレが防止できます。サイレント撮影の設定は、これとは別に撮影メニューの中にもありますが、その設定はインターバルタイマー撮影には反映されませんので注意が必要です。なお、Nikon Z 9の場合はメカシャッター自体が存在しませんので、このメニューはありませんし、別メニューで設定したサイレント撮影はインターバルタイマー撮影時にも有効です。
240325_06.jpg

 Z 9の場合と同様に、オプションメニューを開いてAEブラケティングの設定を行います。
240325_07.jpg

 Z 6 IIの場合、9コマの連続撮影が設定できるのは1ステップまでです。Z 9で設定可能な1.3や1.7がなく、1の次は2になります。そして、2に設定するとコマ数は5以下に限定されてしまいます。このように、同じメーカーのカメラでも機種によって機能差がありますので注意が必要です。
240325_08.jpg

 上記以外にも、インターバルタイマーとして設定すべき項目は複数あります。それ以外にもホワイトバランス、色空間、アクティブD-ライティング、ISO感度などの基本設定、そして記録メディアの容量や転送速度に余裕があるかといった確認も必要です。事前にリハーサルを行い、本番に備えましょう。
リンク
最新記事
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ