皆既日食の撮影システムについて

 来年4月8日の北アメリカ大陸横断皆既日食用の撮影機材を検討中ですが、だいたい固まってきました。バランスウェイトなしでレンズ2本を同架し、重量軽減を図っています。カメラの液晶モニターは小さくて見にくいため、7インチの外部モニターを使用するつもりです。このモニターは2017年8月の皆既日食時にも使いましたが、とても役に立ちました。HDMI切替器を利用し、2台のカメラの画面を切替えて表示できるようにしています。この撮影システムは、すべて市販品を利用しています。また、現地で組み立てる部分はすべて工具レスで迅速に作業できるようにしました。



 タカハシFS-60CB鏡筒+FC/FSマルチフラットナー1.04x(f=369mm f/6.2)です。カメラマウントはスターベースオリジナルの「カメラマウントDX-60W相当品セットver.4 Nikon Z用」を装着しました。その他、K-ASTEC製XYマウントXY60、K-ASTEC製アルカスイスプレート対応鏡筒バンドTB-80/52ASなどを使用しています。カメラはNikon Z 9です。なお、これからFS-60CB鏡筒を購入する場合は新発売のFS-60CBXをベースにするのが効率的でオススメです。タカハシ製品、スターベースオリジナル品は、すべて当店でお買い求め頂けます。
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 NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S レンズ(野鳥も撮影しますので、迷彩カバーを装着)に Z TELECONVERTER TC-2.0xを併用して1200mm f/13としています。このレンズは、ビクセンAP赤道儀のバランスシャフト先端のM6メスネジを利用してアルカスイス互換プレート(合計3個)を介して固定しています。更に、プレートの浮きやねじれ防止のため、U字ボルトで固定しました。レンズの位置はプレートをスライドすることで簡単に調整でき、バランスウェイトの役目も果たします。カメラはHKIR改造したNikon Z 6IIです。 
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 テレビューの太陽ファインダー・ソルサーチャーをカメラのアクセサリーシューに固定できるようにしました。市販のカメラ用品を利用して中央にボール盤で穴を開け、M5のタップを立てて固定しています。ソルサーチャーに付属しているネジはM5より少し細いUNFネジですが、M5ネジも無加工で通すことができます。
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 FS-60CB鏡筒(φ80mm)に笠井トレーディングのSF-100-3ソーラーフィルター(フィルターそのものはバーダープラネタリウムのアストロソーラーD5)を装着しました。部分日食はこれで撮影するつもりです。なお、SF-100シリーズのフィルターは12月1日より価格改定されます。詳しくはこちらでご確認下さい。
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 ご参考:2017年8月21日にFS-60Qで撮影した皆既日食です。
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