続・ニコンの古いレンズなど

昨日はニコンの1970年代前半以前のレンズを中心に紹介しましたが、1970年代後半になるとAi化され、そして1980年代に入るとAi-Sタイプへと進化しました。Ai化によって露出計内蔵ボディに装着する際の「ガチャガチャ」(意味がわからない人はスルーして下さい)が不要となり、更にAi-S化で精度の高いシャッター優先AEやプログラムAEが可能となりました(他にも変更点がありますが)。

下の画像(前方2台)は、1983年に発売されたニコン初のマルチモードAE機Nikon FAにAi-Sレンズを装着した状態です。このカメラは世界初のマルチパターン(5分割)測光が採用されましたが、中央重点測光との切替ダイヤルも装備しています。

後方のカメラは同世代の絞り優先AE機Nikon FE2、レンズはAi Zoom-NIKKOR 43~86mm F3.5です。このレンズは1963年にZoom-NIKKOR Auto 43~86mm F3.5として発売されたロングセラーモデルでしたが、Ai-S化されることなく販売終了となりました。ちなみに、この画像に写っている個体は被写界深度を示す曲線の数が少ない最後期型です。

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