GS-150CCにRC用0.75xレデューサー・フラットナーを使うと

笠井トレーディングGS-150CC試写の続報です。今回は笠井トレーディングの「RC用0.75xレデューサー・フラットナー」を装着して撮影してみました。

結果としては、前回紹介させて頂いた「ED屈折用0.8xレデューサーII」の圧勝です。「RC用0.75xレデューサー・フラットナー」を使うと周辺像がボケてしまう上に、中心部にフレア状の集光が発生します。

まずはダーク&フラット補正した画像です。Nikon D800で撮影した7321x4883ピクセルの画像を1200x800ピクセルに縮小しましたので、周辺部のボケはあまり目立ちません。


周辺のボケが分かりやすいよう切り出した画像です。
d_190812_gs150cc_d800_075x_reducer_24_02_1500.jpg

次はフラット補正していない画像です。なんとなく中心部が明るいのがわかると思います。
d_190812_gs150cc_d800_075x_reducer_24_no_flat_1200.jpg

コントラストを強調した画像です。フラット補正なしには使えない感じです。
d_190812_gs150cc_d800_075x_reducer_24_no_flat_02_1200.jpg

その他、笠井トレーディングの「ED屈折用0.6xレデューサーII」も試してみましたが、こちらは周辺像がサジタル方向に大きく流れてしまう(しかも素直な流れ方ではない)上にケラレが発生し、35mmフルサイズどころかAPS-Cサイズでも厳しい感じでした。また、どういうわけかステライメージ8でコンポジットの自動処理が正しく機能しない(顕著にズレてしまう)ことから、画像の掲載はやめておきます。

ということで、GS-150CC用レデューサーは笠井トレーディングの「ED屈折用0.8xレデューサーII」がオススメです。眼視に優れた性能を発揮するGS-150CCが写真鏡としても活かせますので、ぜひご検討下さい。関連商品の税込価格は以下の通りです。ご注文お待ちしています。

 GS-150CC(標準接眼部仕様):62,640円
 GS-150CC(STマイクロフォーカス接眼部仕様):84,240円
 GS-150CC(V-POWERII接眼部(S)仕様):90,720円
 8x50mmファインダー&脚:9,180円
 8x50mm90°正立ファインダー&脚:10,044円
 MR-Finder:9,180円
 ED屈折用0.8xレデューサーII:19,440円
 M48大型Tリング(EOS用):2,160円
 M48大型Tリング(Nikon F&Ai用):2,160円

GS-150CCを展示中! ぜひご来店下さい!
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