ビクセン・タカハシ規格アリミゾについて

天体望遠鏡用のアリガタ・アリミゾはビクセン規格が業界標準の1つとなって広く普及しています。また、タカハシの赤道儀に鏡筒バンド等を固定するための35mm間隔M8ネジも広く普及しています。これらに対応したアリガタ・アリミゾ金具が各社から発売されていますが、規格品と称していても使用目的に合わないことがあります。下の画像のアリミゾ金具もビクセン、タカハシ規格対応として販売されていますが、タカハシの鏡筒バンドに付属しているネジでタカハシEM-11赤道儀に固定できませんでした。無理に締め付けると赤緯軸が回転しなくなります。取り付けるためには短いボルトに交換する必要があります。また、この商品は問題ないですが、金具によっては低頭ネジや超低頭ネジを使わないとネジの頭が飛び出てアリガタに当たることがあります。(アリガタの形状にもよりますが。)
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また、このアリミゾ金具はビクセンのアタッチメントプレートWTを取り付けることができません。このようなパーツ1つをとってみても、慎重な品定めが必要です。以上、ご参考まで。
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