タカハシFOA-60の接眼部を直進ヘリコイド化
来年4月8日の北アメリカ大陸横断皆既日食に向けて機材の検討中です。前回の日食遠征(2017年8月の北米)ではタカハシFS-60Qなどの機材をスーツケースに入れて預けましたが、非常に荒い扱いを受け、鏡筒の合焦ハンドルが緩んでグラグラになったりアルカスイス規格クランプのレバーが折れるといった被害がありました。
ということで、次回は出来るだけ突出部のない、或いは運搬時に突出部を外せる機材を持参したいと思っています。そこで目に付いたのがK-ASTECさんのブログ記事(2月17日)です。FOA-60鏡筒の軽量化について、関連商品を交えて紹介されています。
その方法ですが、FOA-60の接眼部を取り外し、代わりにスターベースオリジナルの「M66→M57/60AD」を装着するのがベースとなります(スターベースさんのHPに詳しく書かれています)。その先にBORGの様々な接眼パーツ類が装着できるようになりますので、例えばM57ヘリコイドLIII【7861】を使った直進ヘリコイド接眼部が実現できます。今回、以下のパーツを使って撮影用の接眼部を構成してみました。
BORG M57/60延長筒L【7604】
BORG M57ヘリコイドLIII【7861】
BORG カメラマウントホルダーM【7000】
タカハシ FOA-60フラットナー0.93x(カメラマウントホルダーM後方に直結できます)
タカハシ カメラマウントDX-WR
K-ASTEC 鏡筒バンドTB-60/52AS
K-ASTEC 天文用アルカスイス規格プレートDP38-144
このような構成で、合焦ハンドルのような突出を最小限に抑えた直進ヘリコイド接眼部が完成しました。高性能かつ小型軽量の皆既日食撮影用鏡筒として活躍してくれそうです。
ヘリコイドの操作性向上のため、SUNWAYFOTOのフォーカシングハンドルDRH-70を装着しています。このハンドルは容易に着脱できますので、運搬時には外します。なお、フォーカシングハンドルがプレートに干渉して装着できませんでしたので、市販のスペーサー(高さ10mm、直径18mmのアルミ製)で高さを稼いでいます。





対物レンズの前方には62mmのフィルターがネジ込めます。下の画像はステップアップリングを介して82mmの減光フィルター(露出倍数20000)を取り付けた状態です。

当店は、タカハシ製品はもちろんK-ASTEC製品(限定品を除く)やスターベースオリジナル品も取り扱っています。ぜひご用命下さい。
ということで、次回は出来るだけ突出部のない、或いは運搬時に突出部を外せる機材を持参したいと思っています。そこで目に付いたのがK-ASTECさんのブログ記事(2月17日)です。FOA-60鏡筒の軽量化について、関連商品を交えて紹介されています。
その方法ですが、FOA-60の接眼部を取り外し、代わりにスターベースオリジナルの「M66→M57/60AD」を装着するのがベースとなります(スターベースさんのHPに詳しく書かれています)。その先にBORGの様々な接眼パーツ類が装着できるようになりますので、例えばM57ヘリコイドLIII【7861】を使った直進ヘリコイド接眼部が実現できます。今回、以下のパーツを使って撮影用の接眼部を構成してみました。
BORG M57/60延長筒L【7604】
BORG M57ヘリコイドLIII【7861】
BORG カメラマウントホルダーM【7000】
タカハシ FOA-60フラットナー0.93x(カメラマウントホルダーM後方に直結できます)
タカハシ カメラマウントDX-WR
K-ASTEC 鏡筒バンドTB-60/52AS
K-ASTEC 天文用アルカスイス規格プレートDP38-144
このような構成で、合焦ハンドルのような突出を最小限に抑えた直進ヘリコイド接眼部が完成しました。高性能かつ小型軽量の皆既日食撮影用鏡筒として活躍してくれそうです。
ヘリコイドの操作性向上のため、SUNWAYFOTOのフォーカシングハンドルDRH-70を装着しています。このハンドルは容易に着脱できますので、運搬時には外します。なお、フォーカシングハンドルがプレートに干渉して装着できませんでしたので、市販のスペーサー(高さ10mm、直径18mmのアルミ製)で高さを稼いでいます。





対物レンズの前方には62mmのフィルターがネジ込めます。下の画像はステップアップリングを介して82mmの減光フィルター(露出倍数20000)を取り付けた状態です。

当店は、タカハシ製品はもちろんK-ASTEC製品(限定品を除く)やスターベースオリジナル品も取り扱っています。ぜひご用命下さい。
花粉光環
「ステラナビゲータ12」本日発売!
アストロアーツの天文シミュレーションソフトウエアがバージョンアップし、「ステラナビゲータ12」として本日発売されました。数々の新機能がサポートされています。詳細はアストロアーツのHPでご確認下さい。本日(3/15)19時からは新機能とその活用方法を紹介する無料オンライン講習会が開催されるとのことです。アストロアーツのYouTubeページにアクセスして下さい。
ステラナビゲータ12と関連商品は当店に在庫があります。税込価格は以下の通りです。3月31日までは新発売記念特価が適用されます。
ステラナビゲータ12:14,300円(4/1からは15,400円)
ステラナビゲータ12公式ガイドブック(単品):4,400円(4/1からは4,950円)
ステラナビゲータ12公式ガイドブックセット:16,500円(4/1からは18,150円)
ステラナビゲータ12+活用集:15,620円(4/1からは16,720円)
ステラナビゲータ12+公式ガイドブック+活用集:18,370円(4/1からは19,470円)
ステラナビゲータ活用集(単品):1,650円(4/1以降も同価格)
ステラナビゲータ12と関連商品は当店に在庫があります。税込価格は以下の通りです。3月31日までは新発売記念特価が適用されます。
ステラナビゲータ12:14,300円(4/1からは15,400円)
ステラナビゲータ12公式ガイドブック(単品):4,400円(4/1からは4,950円)
ステラナビゲータ12公式ガイドブックセット:16,500円(4/1からは18,150円)
ステラナビゲータ12+活用集:15,620円(4/1からは16,720円)
ステラナビゲータ12+公式ガイドブック+活用集:18,370円(4/1からは19,470円)
ステラナビゲータ活用集(単品):1,650円(4/1以降も同価格)

EOS R7とRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
キヤノンのAPS-CミラーレスカメラEOS R7、そして超望遠ズームレンズRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMを納品させて頂きました。
EOS R7は、APS-Cサイズで3250万画素の解像性能を達成した高速連写モデルです。ボディ内手振れ補正とレンズ内光学式手振れ補正との協調制御で約8段もの手振れ補正効果が得られます。
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMレンズは、超望遠ズームながら約1,370g(三脚座を除く)と軽量で、機動力や携帯性に優れた高性能「Lレンズ」です。
このカメラとレンズの組み合わせにより、高い連写・手振れ補正能力を活かした超望遠撮影が手持ちで楽々と行えます。特に野鳥、飛行機、モータースポーツなどの撮影に最適なシステムです。価格も頑張りますので、ぜひご検討下さい。ご不要カメラ、レンズの買取、下取も大歓迎です。
EOS R7は、APS-Cサイズで3250万画素の解像性能を達成した高速連写モデルです。ボディ内手振れ補正とレンズ内光学式手振れ補正との協調制御で約8段もの手振れ補正効果が得られます。
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMレンズは、超望遠ズームながら約1,370g(三脚座を除く)と軽量で、機動力や携帯性に優れた高性能「Lレンズ」です。
このカメラとレンズの組み合わせにより、高い連写・手振れ補正能力を活かした超望遠撮影が手持ちで楽々と行えます。特に野鳥、飛行機、モータースポーツなどの撮影に最適なシステムです。価格も頑張りますので、ぜひご検討下さい。ご不要カメラ、レンズの買取、下取も大歓迎です。

道東の野鳥
先週は道東(野付半島~根室市周辺)まで出かけ、海鳥を中心に野鳥を撮影してきました。地元ではまず見ることができない鳥を何種類も確認することができ、なかなか楽しかったです。
野付半島から望む知床半島(知床連山)です。(スマホで撮影)

好天に恵まれ、北方領土の国後島も綺麗に見えました。(スマホで撮影)

【ツメナガホオジロ】
数少ない冬鳥です。3羽を確認しました。

【ハギマシコ】
冬鳥です。あちこちで群れていました。

【キタキツネ】
人馴れしている様子でした。

【ゼニガタアザラシ】
海鳥撮影中に見かけました。

【コオリガモ】
主に北海道や東北地方北部で越冬する冬鳥です。

【コウミスズメ】
体長15cmの小さな海鳥(ウミスズメ類)です。

【コウミスズメ】
時々、飛んで場所を変えていました。

【エトロフウミスズメ】
地元では見たことのない海鳥ですが、100羽前後の大きな群れがあちこちにいました。

【エトロフウミスズメ】
大きな群れが一斉に飛び立ち、壮観でした。

【ウミガラス】
絶滅危惧IA類(絶滅寸前)に分類される海鳥です。

【ハシブトウミガラス】
ウミガラスと似ていますが、顔が黒く嘴が太めです。

【ケイマフリ】
北海道などで繁殖する留鳥です。冬羽では体下面が白いですが、夏羽では黒くなります。絶滅危惧II類に分類されていますが、道東では数が多いです。

【ウミバト】
亜種アリューシャンウミバトです。冬鳥として少数が北日本の海上に渡来します。

【ウミバト】
海面を蹴って飛び立ちます。

【野鳥の撮影データ】
カメラ:Nikon Z 9
レンズ:NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S
すべて手持ち撮影
野付半島から望む知床半島(知床連山)です。(スマホで撮影)

好天に恵まれ、北方領土の国後島も綺麗に見えました。(スマホで撮影)

【ツメナガホオジロ】
数少ない冬鳥です。3羽を確認しました。

【ハギマシコ】
冬鳥です。あちこちで群れていました。

【キタキツネ】
人馴れしている様子でした。

【ゼニガタアザラシ】
海鳥撮影中に見かけました。

【コオリガモ】
主に北海道や東北地方北部で越冬する冬鳥です。

【コウミスズメ】
体長15cmの小さな海鳥(ウミスズメ類)です。

【コウミスズメ】
時々、飛んで場所を変えていました。

【エトロフウミスズメ】
地元では見たことのない海鳥ですが、100羽前後の大きな群れがあちこちにいました。

【エトロフウミスズメ】
大きな群れが一斉に飛び立ち、壮観でした。

【ウミガラス】
絶滅危惧IA類(絶滅寸前)に分類される海鳥です。

【ハシブトウミガラス】
ウミガラスと似ていますが、顔が黒く嘴が太めです。

【ケイマフリ】
北海道などで繁殖する留鳥です。冬羽では体下面が白いですが、夏羽では黒くなります。絶滅危惧II類に分類されていますが、道東では数が多いです。

【ウミバト】
亜種アリューシャンウミバトです。冬鳥として少数が北日本の海上に渡来します。

【ウミバト】
海面を蹴って飛び立ちます。

【野鳥の撮影データ】
カメラ:Nikon Z 9
レンズ:NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S
すべて手持ち撮影
3月7日の太陽
StarSense Explorerを様々な機材で使えるようにする方法
セレストロン製StarSense Explorerシリーズの天体望遠鏡には、専用アプリをインストールしたスマートフォンをスマートフォンドックに装着することで電子ファインダーにできる機能が付いています。スマートフォンドックまたは同等機能のホルダーが他機種に装着できれば、その機材で電子ファインダーが利用できることになりますので、その方法を探ってみました。スマートフォンドックを使わず、スマートフォンにミラーやプリズムを取り付けて市販のスマートフォンホルダーなどを利用する方法も考えられますが、それよりもスマートフォンドック(軽量かつ頑丈、なかなか良くできていると思います)をそのまま利用するのが得策と考え、その実現方法を考えてみました。
その結果、スマートフォンドックの下側センターに1/4インチネジが通る穴を開け、市販のマジックアーム(カメラ用品)を取り付けることにしました。ネジ1本止めですので、緩み止めにスプリングワッシャーを、回転止めに歯付きワッシャーを使ってしっかり固定しています。マジックアームは市販品がいろいろありますが、金属製のしっかりした作りのものを選びました。プラスチック製のものは剛性・強度不足ですので避けたほうが良いです。その他、様々な方法で機材に取り付けるためのパーツ(ファインダー用アリガタ、止めネジなど)を用意しました。下の画像をご参照下さい。

鏡筒バンドに取り付けたブリッジプレート(アルカスイス互換)への装着例です。クイックリリースクランプ・プレート経由でネジ止めしています。

ファインダー台座への装着例です。MORE BLUE製のファインダー台座用アリガタを利用してネジ止めしています。

鏡筒バンド(鏡筒はSky-Watcher BKP200/800LPF)のカメラ雲台用1/4インチネジを利用した装着例です。

カメラのアクセサリーシューへの装着例です。

クイックリリースプレート(アルカスイス互換、ロングタイプ)やクランプを利用した装着例です。スマートフォンドックを外すことなくカメラやレンズを交換できます。

以上、ご参考まで。他にも色々な方法が考えられると思いますが、あくまでメーカー外改造ですので自己責任で実施して下さい。なお、スマートフォンドックはセレストロンStarSense Explorerシリーズ天体望遠鏡の付属品です。単品では販売されていませんのでご注意下さい。また、専用アプリも天体望遠鏡一式を購入してロック解除コードを入力しないと動作しません。
StarSense Explorer LT 80AZ一式を展示中!税込特価39,600円です。
その結果、スマートフォンドックの下側センターに1/4インチネジが通る穴を開け、市販のマジックアーム(カメラ用品)を取り付けることにしました。ネジ1本止めですので、緩み止めにスプリングワッシャーを、回転止めに歯付きワッシャーを使ってしっかり固定しています。マジックアームは市販品がいろいろありますが、金属製のしっかりした作りのものを選びました。プラスチック製のものは剛性・強度不足ですので避けたほうが良いです。その他、様々な方法で機材に取り付けるためのパーツ(ファインダー用アリガタ、止めネジなど)を用意しました。下の画像をご参照下さい。

鏡筒バンドに取り付けたブリッジプレート(アルカスイス互換)への装着例です。クイックリリースクランプ・プレート経由でネジ止めしています。

ファインダー台座への装着例です。MORE BLUE製のファインダー台座用アリガタを利用してネジ止めしています。

鏡筒バンド(鏡筒はSky-Watcher BKP200/800LPF)のカメラ雲台用1/4インチネジを利用した装着例です。

カメラのアクセサリーシューへの装着例です。

クイックリリースプレート(アルカスイス互換、ロングタイプ)やクランプを利用した装着例です。スマートフォンドックを外すことなくカメラやレンズを交換できます。

以上、ご参考まで。他にも色々な方法が考えられると思いますが、あくまでメーカー外改造ですので自己責任で実施して下さい。なお、スマートフォンドックはセレストロンStarSense Explorerシリーズ天体望遠鏡の付属品です。単品では販売されていませんのでご注意下さい。また、専用アプリも天体望遠鏡一式を購入してロック解除コードを入力しないと動作しません。
StarSense Explorer LT 80AZ一式を展示中!税込特価39,600円です。