3月28日の舳倉島

能登半島・輪島市沖50kmに浮かぶ舳倉島を紹介します。渡り鳥の中継地として全国的に有名で、春、秋のシーズンには全国からバーダーが訪れます。(Nikon D810、AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR、AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR)

輪島港に停泊中の定期船「ニューへぐら」です。舳倉島までの所要時間は1時間半です。何故か定刻の5分ほど前に出港することが多いですから、早めに乗船しましょう。「ニューへぐら」は定員119名の小さな船で、波が高いと揺れまくりますので注意して下さい。料金は往復4,520円です。
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輪島港と舳倉島の中間に七ツ島(無人島)があります。オオミズナギドリやウミネコの繁殖地です。
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海上から見た舳倉島です。浮島現象で浮き上がって見えています。
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舳倉島港です。遠くに能登半島が見えます。
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帰りの船から撮影した舳倉島です。標高わずか12.4mの平坦な島で、周囲は約5kmです。
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島内の遊歩道です。鳥を探しながらゆっくり歩きます。
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竜神池です。舳倉島ができた時の噴火口らしいです。
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野鳥観察舎です。ここに珍鳥が現れることもあります。
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今週の野鳥:舳倉航路

今週は石川県輪島市沖50kmに浮かぶ孤島、舳倉島に出掛けました。舳倉島は野鳥の宝庫として全国的に有名ですが、今の時期はまだシーズン前で静かです。今回は航路の海鳥を狙ってみました。揺れる船上から700mm超望遠で手持ち撮影です。
(Nikon D810、AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR、TC-14EII使用)

冬鳥のウトウです。北海道などの繁殖地に移動中と思われます。
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30~50羽ほどのウトウの群れが次々に飛んで壮観でした。今年はウトウの当たり年かも。
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同じく冬鳥のウミスズメです。こちらも何度か飛びました。
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手前がウミスズメ、後方がウトウです。バックは七ツ島。
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3月28日の日没

3月28日に野鳥撮影で舳倉島へ出掛け、その帰りに撮影しました。撮影場所は千里浜です。
撮影データ:Nikon D810、AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR、TC-14EII使用(700mm F5.6)

水平線近くで少し変形。(F7.1、1/2500秒、ISO64)
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その後はあまり変形せず、丸いまま沈んで行きました。(F7.1、1/1000秒、ISO64)
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最後にグリーンフラッシュ!(F7.1、1/1000秒、ISO64)
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INTES-MICRO ALTER-10N マクストフニュートン鏡筒(中古品)

熟練惑星観測者向けの口径254mm最高級・小遮蔽マクストフニュートン鏡筒、ALTER-10N中古品が入荷しました。ヨシカワ光器に依頼して光学系メンテナンスと筒内高グレードツヤ消し塗装を施し、コンディションは上々です。既に販売可能となっていますので、ぜひご検討下さい。新品は税込1,890,000円の高額商品ですが、半額以下の税・送料込み900,000円で販売します。店頭渡しの場合は税込888,000円とさせて頂きますが、格納箱が大きい(長さ197cm、幅54cm、高さ54cm)ですから、車に積めるかどうかご確認の上でご来店下さい。

販売ページはこちらです。

【仕様】
有効径:254mm
焦点距離:1500mm
口径比:F6
ファインダー:10x50mm(実視野8°超広角/暗視野照明装置取付可能、上下位置交換可能)
中央遮蔽径:45mm
鏡筒径:300mm
鏡筒長:1500mm(フード込み1880mm)
鏡筒重量:23kg(フード・鏡筒バンド込み32kg)
合焦機構:2インチデュアルスピード・クレイフォード
付属品:バッフル入り金属対物フード、2インチ/31.7mm接眼アダプター(48mmネジ付)、換気ファン用電源コード、ピギーバックカメラ雲台、大型アリミゾ金具、木製格納箱

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本日の入荷から(中古品)

双眼鏡の中古品(ライカ、ツァイス、ニコン、フジノン)が多数入荷し、販売準備中です。
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ライカ ウルトラビット8x42BLです。
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タカハシMewlon-250CRSによる3月22日の木星

当店のお客様から送って頂いた木星の最新画像です。好シーイングに恵まれたとのことで、究極の写りです。ここまで来たら・・・次はMewlon-300CRSでしょうか(汗)。

Mewlon-250CRS展示中!

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【撮影データ】
Scope=Mewlon-250CRS Celestron Barlow3 Mikage260 Mount
Camera=ZWO ASI224MC
Profile=Jupiter
CMI=295.5° CMII=70.7° CMIII=90.7°
Date=160322
Mid=001402.144
Duration=71.027s
Frames captured=6000
ROI=640x560
Shutter=11.82ms
Gain=320
Gamma=35

今週のデジスコ画像

今週も新デジスコシステムで撮影してきました。デジスコパーツは「でじすこやオリジナル TurboAdapter Fシリーズ」、カメラはパナソニックのマイクロフォーサーズ機LUMIX DMC-GM1Kです。

デジスコ販売ページはこちらです。

【ハシビロガモ】
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【ミヤコドリ】
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【オオソリハシシギ】
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三鷹光器MK-100赤道儀+15cmニュートン反射鏡筒(中古品)

3/16に入荷した三鷹光器MK-100赤道儀+15cm(F6)ニュートン反射鏡筒の販売開始に向けて準備を進めています。

鏡筒径は16cmとスリムで軽量です。外観は綺麗で内面の艶消し塗装も良好です。ミラーはホコリの付着がありますが、目立つ曇りやカビといった重大な問題はなく、現状のまま販売する予定です。(ヨシカワ光器による光学系メンテナンスを行った上での納品も可能です。)鏡筒と赤道儀には同じ製造番号が刻印されていますので、セットで販売された製品と思われます。
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MK-100は搭載可能重量8kgの小型赤道儀です。バランスウェイトに傷がありますが、全体的に綺麗な状態です。オプションの1軸モータードライブ付きです。モーター駆動中も手動微動が可能です。赤緯微動はタンジェントスクリュー式(手動)です。また、明視野照明付きの極軸望遠鏡を装備しています。モータードライブの電源は単2電池8本です。三脚は頑丈なアルミ製直脚です。鏡筒取付部はアリミゾですが、ビクセン規格より幅が5mmほど狭くなっています。
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接眼部は直進ヘリコイド式で回転装置も装備します。24.5mm径のアイピースが使用できます。
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接眼部にM52ネジを装備していて、BORG製パーツを利用することで31.7mm径のアイピースが使えます。2インチ化も可能と思いますが、現段階では未検証です。
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付属のアダプターリング経由でTリングが装着できます。アイピースはタカハシ製Or7mm/12.5mm/25mmが付属します。
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ステラショット1.2 3/31まで購入特典付き!

連続スケジュール撮影や自動導入補正を強力にサポートする天体撮影ソフトウェア「ステラショット1.2」のご購入で、デジタル一眼レフカメラやタブレットを包んでキズや汚れから守る「アストロアーツオリジナルラップクッション」をプレゼント中です! プレゼントは3月31日で終了しますので、お早めにご注文下さい。よろしくお願い致します。

販売ページはこちらです。

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LUMIX DMC-GM1によるデジスコ作例

3月4日にTurboAdapter Fシリーズを使用した新デジスコシステムを紹介しましたが、今回はカメラをDMC-G7からDMC-GM1に変えてシステムを組み、試写を行いました。GM1はマイクロフォーサーズ機ながらコンデジ並みのコンパクトさでシステム全体の軽量化に貢献します。レンズはLUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6ですが、AFが高速で画質も良く、デジスコ用としてイチオシです。成功率の非常に高いシステムとしてお勧めします。なお、GM1は4K動画には対応していません。

3月20日追記:本システムの販売ページを作成しました。

撮影に使用したデジスコシステムです。スコープはコーワTSN-884、接眼レンズはTE-11WZ(25-60xズーム)です。コレットホルダーCH-P11を使用して接眼レンズをしっかりと保持しています。
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作例1:カルガモ(22mm f/4.8、ISO200、1/60秒)
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作例2:ハシビロガモとカイツブリ(22mm f/4.8、ISO200、1/60秒)
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