ビクセンSXP2赤道儀を展示中です

ビクセンの新製品、SXP2赤道儀【新品】を展示中です、現在、旧モデルのSXP赤道儀(中古品)と並べていますので、新旧両モデルが直接比較できます。SXP2赤道儀には別売のプレートホルダーSXを、そしてSXP赤道儀にはAOK大型アリミゾ金具(ロスマンディ規格、笠井トレーディング扱いの商品)を装着していますが、近日中に鏡筒をセットした状態での展示を開始する予定です。

SXP2赤道儀は、SXP赤道儀と比べて極軸が太くかつ長くなり、新たに大型テーパーローラーベアリング(ラジアル荷重と一方向からのスラスト荷重を同時に受けることが出来る軸受)が採用されました。また、極軸固定部は大型で頑丈なフォーク式構造(上位機AXJと同じ部品を採用)となっています。これにより剛性がアップし、耐荷重も1kg増えて17kg(不動点より25cm)となりました。

三脚への取付は中央のネジ1本で行います。従来のように三脚側に中央支点(ツノ)を取り付ける必要はなく、方位の微調整は赤道儀のみで行います。但し、ネジ1本での固定ですので、しっかりと締め付けることを心掛ける必要があります。固定が緩いと不用意に回転する恐れがあります。

高度の調整は従来のタンジェントスクリュー(細い)ではなく、前後から太いネジで押して固定する方式に変わりました。新方式のほうが安定感があり、かつ頑丈です。その他、クランプレバーが高級感のあるタイプに変更され、ポーラメーター(別売)も取付可能となりました。

モーターの動力伝達には騒音とバックラッシュの少ないベルト式が採用されました。従来から好評の「STAR BOOK TENコントローラー」が付属し、最高約1000倍速(対恒星時)で天体の自動導入ができます。

赤緯体の外観や操作性はSXP赤道儀と同じに見えます。赤道儀全体としては、ベース部分と極軸が大きく頑丈になり、かつ背が高くなりました。また、重心が北側に寄っていますので、安定性の面ではやや不利かもしれませんが、逆に微振動しにくいメリットはあると思います。

三脚は新発売の「ASG-CB90」カーボン三脚がおすすめです。単なるカメラ用三脚の流用ではなく、伸縮部やステーなどが天体用として吟味された軽量・高剛性モデルです。上位モデルAXJ赤道儀にも対応する強度を備えていますので、安心して使用できます。

【予告】近日中に開始予定の年末年始セールで「SXP2赤道儀」+「ASG-CB90三脚」+「あると便利なアクセサリー類」をセットにして特価販売します。どうぞご期待下さい。

● セール特価での販売を開始しました。ご注文はこちらから!



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